見ること
in 佐々木正人編『アート/表現する身体』東京大学出版会 のメモ 風のような眼に見えないものを、アニメーションはどのようにして視覚的に表現しており、あるいはそのようなものをどのようにして知覚することが可能なのか?
タイトルの「意識の流れ」は「見るという行為に身をゆだねると、とりとめのない記憶や様々な意識が浮かんできて、やがてひとつのうねりのような感情をもたらすことがある」という鈴木自身の経験に基づいてつけられました。鈴木のまなざしを追体験すること、…
六本木は国立新美術館で行われているマグリット展に行ってきました。 今回、今まであまりしたことはなかったんですけど、作品のリストに一つずつコメントを書き入れながら鑑賞しました。一つ一つ真面目に考えて書き入れていったので、その分かなりの時間を過…
メモ 映画を見る眼 作者: 小栗康平 出版社/メーカー: NHK出版 発売日: 2005/06/25 メディア: 単行本 クリック: 5回 この商品を含むブログ (10件) を見る 映画の体温 俳優には、ものとして映りながら、「存在」としても映る両義性がある。例えば、人物のロン…
現代アートの本当の見方 「見ること」が武器になる (Next Creator Book) 作者: 山口晃,しりあがり寿,松本次郎,御幸朋寿,堀江秀史,竹久侑,村田真,土屋誠一,谷口幹也,宮津大輔,三ツ木紀英,山木朝彦,橋本誠,フィルムアート社 出版社/メーカー: フィルムアート社…
絵画を見るということ―私の美術手帖から (NHKブックス) 作者: 山岸健 出版社/メーカー: 日本放送出版協会 発売日: 1997/07 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る とてもおもしろい本だとおもう。書評はまたの機会に譲るとして、この本では取り上げら…
読書メモとして Jonathan Crary, 榑沼 範久訳 1999 「近代化する視覚」, Hal Foster 編『視覚論』, 平凡社 カメラ・オブスクーラにもとづく視覚のモデルは、歴史的に限定されたものであり、19世紀前半には、この視覚を可能にする観察者(Spectator)の概念が…