2014-01-01から1年間の記事一覧

四月は君の嘘:桜の樹の下では

四月は君の嘘の9話で気になった描写があったので、記事にしたい。 イマジナリーラインを超える桜 9話の前に、注目すべきは3話Aパートの公園のシーン。かをりが公園に入ると桜が散り始める。 その方向は画面左から公園入口方面に向かっている。始めは猫に向か…

インターステラー

高評価を受けているクリストファー・ノーランの『インターステラ-』を観に行った。 正直一回観ただけで映像作品について書くのはしんどいのだけど(余り記憶力が良くないので)、超おもしろくてパンフレットも買ってきてしまったくらいにはまったので、書き…

ランバートとバロテッリ

やっと2連勝。ファンとしてはどんな試合内容であろうと、3ポイントをかさね順位表の少しでも高い位置につくことが何よりも嬉しい。未だ問題が解決したとは言い難いものの、これまでと比べいくらか状況は好転したといって言いように思う。その1つとしてランバ…

記述と表現

本を読んでいたら引っかかることがあったので、それをテーマに少し考えてみようと思う。それは、記述と表現の違いである。気になったのはこの注記だ。 ここでは、あえて「記述」という言い方を避けている。「私は憶えている」という表現は何も記述していない…

アナリストとしてゲームのプロチームに参加した人の話

ここ2、3年ほどのオンラインゲーム界を牽引しているRiot社のLeague of Legends(以下LOL)では、非常に競技シーンが活発でありNA、EU、中国、韓国などの地域ではプロリーグが成立しているほど。プロチームはリーグで勝ちを重ね、世界大会で頂点を取るために…

ここ2週間ほどのLFCの試合を振り返ってみる

これからWBA戦ということで、下書きしておいたものの筆が進まなかった記事をアップしておく。これまでの試合の最終的な問題点を浮かび上がらせることを目標にしたが、ちょいと論点がぼやけてしまったのでどうしようかと思っていたのだが、ついさっき発表され…

『アルモニ』のまなざし

視線、まなざし 『アルモニ』では人の視線、まなざしが物語構造に非常に印象的に組み込まれている。それは、他人が私に向ける目であるが、ただ視界を意味する言葉ではない。まなざしは、まなざされるものにとって抑圧的なものだ。それはまなざされるものを規…

バロテッリとデータ

Liverpoolの今夏の目玉補強というと、Southamptonからの加入組のなかでも特にララーナ。そしてロジャーズがIOCのインタビューにて"I can categorically tell you Mario Balotelli will not be at Liverpool."と語ったバロテッリだろう。バロテッリは計9人の…

ExpGという指標

ExpGとは ExpGはExpected Goalsの略で、ゴールの期待値といってもいいかもしれない。xGと書かれることもある。 例えば、ある選手がある場面でシュートをうつ。その場面とはそれに特有で唯一のものだ。しかしこれまで用いられてきたCoversion Rate(=Goals/sho…

Hull Cityのパフォーマンス分析

Hull Cityで2009からパフォーマンス分析を行っているLaurence Stewartへのインタビュー。 メモ代わりの抜き出しなので注意。 元記事はこちら The Crucial Role Of Performance Analysis In Football | Footy Matters Hull Cityでのパフォーマンス分析 Hullで…

パフォーマンス分析とは? Interview with Wade Benn

カタールにあるAspire Sports Academyの試合分析家Wade Bennのインタビュー。 本稿も前項と同様、好き勝手なメモ代わりなので注意。 元記事はこちら。 Football Performance Analysis スポーツ分析業を初めて知る人にむけて、あなたの仕事を専門用語を使わず…

LFCの試合分析部長のインタビュー

最近こういう分析家とかの職業に興味があって、インタビューがあったらできるだけ読むようにしている。今回はLiverpool FCのOpposition Analysis部の部長であるChris Daviesへのインタビュー。全訳はしないけれども、メモ代わりとして面白そうなところ(試合…